集計表の落とし穴

こんにちは。
AMDLabの松原です。

近々、このサイトを根本的に作り直すことが決まりした。
ただのブログではなく、Webアプリケーションとしても機能するサイトにしようという魂胆です。

今回は、久しぶりにBIMのお話。

BIMの最たる特徴は、やはり、「集計」が行えることだと思います。
面積、体積、個数にその他諸々。

とはいえ、さすが海外製品というか、おそらく単位についての設計思想のが悪かったというか、Revitの集計には実は落とし穴があります。
(もしかすると、すでに改修されているかもしれませんが…)

レベル2の合計を見てください。
何かがおかしいです。

このまま、CSVに書き出して申請書類に利用したりすると、微妙に面倒なことになりますよね。

実は、Revitの中で扱われる数値というのは、すべてFeetに置き換えられて保存されています。

それだけなら変換するから大丈夫では?とも思いますが、問題は合計の方法。
Feetで合計された数値をmに変換し、それを四捨五入しているが故に、誤差が生じてしまっています。

Excelですら「演算誤差」というものはありますが、このバグは早く修正して欲しいところ。
※演算誤差をご存知ない方、excelで「12.3-12」を試してみてください。

集計を行う時は、是非お気をつけください。

BIM
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