gHowlの使い方①

こんにちは。
AMDlabの藤井です。

今回はGrasshopperのプラグインのgHowlの紹介です。
gHowlは、形状を自ら作るようなプラグインではなく、データ通信に特化したプラグインになります。
OSCでUDP通信にてデータの送受信を行うことができます。
OSC(Open Sound Control)とは、元々音楽関連でリアルタイムにデータを共有するために開発された通信プロトコルです。
MIDIに代わるものとして開発されたそうです。
OSCは色んなプロトコル上で転送可能で、その際にリアルタイムな通信が得意なUDPが使用されることが多いです。
プロトコルについては、松原が前に一度記事を書いているので参考にして下さい。
UDP(User Datagram Protocol)は、インターネットにて標準的に利用されているプロトコルです。
信頼性は高くないですが、速さやリアルタイム性を求める通信に向いています。
詳しくはそれぞれ調べてみて下さい。

前置きが長くなってしまいました…
まずはgHowlで外部通信を受信するところを作ってみましょう。。
gHowlはfood 4 RhinoからDownloadして下さい。

使うコンポーネントは、とりあえずUDP ReceiverのみでOK。超簡単…
@:IPアドレス(基本的には何でも良いですが、「127.0.0.1」としておきます。)
ちなみに「127.0.0.1」はローカルループバックアドレスと呼ばれ、自分自身を指す特別なIPアドレスです。
P:ポート番号(大体何番でもいけますが、場合によっては既に使われているものもあるので注意して下さい。)
#:「999」を入力すればOSCで受信できます。

Dから受信したデータを出力できます。
注意すべきは、受信する1つ目のデータがそのデータの名前みたいにテキストでの出力となっており、2つ目のデータからが取得したいデータになると思います。
Cull Indexで0を指定して、一つ目のデータを削除して使いましょう。

また、OSC Dispatchというコンポーネントを使えば、その名前ごとに受信するデータを分けることができるので、色んな種類のデータを送りたい際は、必須コンポーネントになります。
入力のDでどのデータを受信するかを指定します。

受信に関してはこんな感じです。
gHowlを使うことで、色んな外部アプリケーションとgrasshopperを繋げることができるので、かなり幅が広がります。
Processing、Python、vvvv、Resolume、Arduino、Excel、スマホ等々。
また今度、gHowlによるデータ送信や外部アプリケーション側のGrasshopperへのデータ送信についての記事を書きたいと思います。

今日はこの辺で。

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